新型コロナウィルスの渦中に思うこと。
ウィルス進化論という学説があります。
これは「遺伝子の突然変異がなぜ起こるか?」に
「偶然ではなくて、ウィルスがやってる」と答えたものです。
それほど詳しくは知りませんが、
「じゃあ、そのウィルス自身の突然変異もウィルスが招くの?」とか
色々とツッコミどころのある奇想天外な学説です。
その信ぴょう性は私にはわかりませんが、
「社会そのものの進歩には、ウィルスが貢献しているなぁ」
との感想を「ウィルス社会進化論」と命名しようと
今日私はふと考えました。
例えば、Wikipediaには、ペストが流行した後の世界について、
以下のような記述がみられました。
(なお、当時ケンブリッジ大学で学位を得たばかりのアイザック・ニュートンも故郷に疎開することになり、それまで大学で小間使い的な仕事をして生活費を稼いでいた彼は、疎開により雑事から完全に解放されて、思索に充てる時間を得たことで、微積分法の証明や、プリズムでの分光の実験(『光学』)、万有引力の着想(距離の逆2乗の法則の導出)などを行うことができたわけで、「ニュートンの三大業績」とされるものはいずれもこのペスト回避の疎開の時に生まれたものであり、イギリスにとって歴史的な災厄が続いた月日に イギリスの誇る宝が誕生することになったわけである。)
忙しい時に忙しくするのは誰しも同じです。
人生の価値とは、「余暇をいかに過ごしたか」にあると、
いつもながら思わされるものです。